20年前にジャグラーがパチンコ店に登場したとき、ショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。
稼ぎ頭だったクランキーコンドルが、ジャグラーと入れ替えられて徐々にホールから消えていったからです。
このときは、さすがに寂しかったですね。
「こんなに儲かるクランキーコンドルなのに」
「こんなに甘い設定のクランキーコンドルなのに」
そんな思いがありました。
ジャグラーは当初から人気があったのか?
あまり人気はなかったです。
ホールを賑わしていたという印象もないです。どちらかというと、不人気でした。何せ、GOGOランプが光るだけという単純な機種だからです。
当時は、ユニバーサルやサミーが中心でした。多彩なリーチ目に、光の演出で人気。なので、ジャグラーのようにシンプルな機種は、パチンコ店から消えて行くのだろうなと、誰もが思っていたはずです。
けれども、ジャグラーには底力がありました。
支えていた人達がいたのです。
それが、中高年の方々でした。
なぜ中高年が支えていたのか?
当時は、リーチ目全盛期の時代でした。メーカーもターゲットにしているのが、20代、30代、そして40代前半くらいではないかと思います。
なので中高年は、スロットを打っていても訳が分からないんですね。
「777」が確定しているのに台を捨てたり。画面にドンっと、鉄板のリーチ目が出ているのにやめて行くのです。そんな中高年がたくさんいました。
その中でジャグラーは、GOGOランプが光るだけという単純さです。なのでスロットを打ちたい中高年に人気になったのではないかと思います。
ジャグラー20周年
ジャグラーがシリーズ化されて20年ですって。驚きです。という管理人も、ジャグラー歴は18年くらいになります。経歴だけは、もう誰にも負けません。そして、20年前のジャグラーを支えていた中高年の気持ちも分かるようになりました。
最後に、そんな昔を振り返っていると、ふとっ、思い出しました。
20年前のアンビリバボーなイベントをです。
パチンコ店のイベントでのこと。店内アナウンスが流れまーす。
また、パチンコ店のイベントボードに、
○時~設定確認OK
今となっては、アンビリバボーです!?
こんな時代は2度とこないですね。